歯の神経を残す治療とは?
今回は、神経を残す治療いわゆる『歯髄温存療法(神経保存治療)』についてお伝えしていきます。
参考にこちらをご覧ください。
当院は、歯を残す治療を常に考えています。
その歯を残すためには、神経は必ず必要になります。
神経の有無によって歯の寿命が大きく左右されます。
それだけに、歯の神経はできるだけ抜かずに残した方が良いといえます。
今回は、その神経を残す治療の実際の流れについて詳しくお伝えします。
【実際の流れ】
「歯が欠けた」
ということで当院へ来院した患者さんの
実際の治療の流れをお伝えします。
まず、神経を残せるのか診査診断
神経を残せると診断したら治療を進めていきます。
こちらが治療前の状態
むし歯が大きく、歯が欠けてしまっている状態です。
①ラバーダム防湿
ラバーダム防湿を行い、無菌的な環境にします。
②むし歯除去
むし歯の取り残しがないように『むし歯検知液』を使用し、取り残しのないようにしていきます。(*青い部分がむし歯が残っている部分)
③神経の露出
神経が見えてきたのでむし歯で感染した神経のみを除去します。
④お薬の貼薬
完全な神経のみになったら、MTAというお薬を入れます。
⑤詰め物
その後、問題なければ当日または、後日に詰め物を詰めてお終いになります。
このような流れでやっていきます。
このどの工程どれが欠けてもいけません。
1つひとつの工程を確実に行います。
一般的に若年層では 約90%の成功率
加齢により少しずつ成功率は下がっていく傾向にあり、年齢が若ければ若いほど成功率は高いと言えます。
歯を守れるためには、歯の神経の有無はとても重要な要素となります!
いつも最後までみていただきありがとうございます!
LINEでもお気軽にご相談お待ちしております!