歯周病で抜歯と診断された方へ歯周再生療法についてお伝えします。
まず、歯周病がどのような病気かと言うと。
一言で言うと『骨の病気』です。
歯の支えとなっている骨が失われていくことで、歯がぐらつくなど大きな影響を及ぼします。
上記の写真は健康な骨の状態(左)と歯周病の状態(右)を左右で対比した模型になります。
歯周病の状態では、骨の支えが少なくなり、骨の表面も非常にボコボコとした形状になることが多くなります。
その結果、細菌が定着しやすくなり、炎症はさらに強くなるという悪循環に陥ります。
骨の支えがないと歯の動揺などが徐々に出てきます。
健康な状態
健康な状態では、このように歯の全周にわたって骨の支えがあり、骨の表面は平らな形状をしています。
歯周病の状態
それに対して、歯周病の状態では、骨の支えが少なくなり、骨の表面も非常にボコボコとした形状になることが多くなります。
その結果、細菌が定着しやすくなり、炎症はさらに強くなるという悪循環に陥ります。
ちなみに歯の表面に付いている黒い付着物は歯石で、実際にこのように歯ぐきに隠れたところで歯石が沈着し、炎症の原因になっていることが多いです。
このように重度歯周病の場合には、抜歯を考えなければいけないこともあります。
理由は、そのような歯を残すことで、歯周病の細菌にとって心地よい場所を与えることになり、その歯の周りの健康な骨までも大量に溶けてなくなってしまったり、口臭がキツくなったり、お口から全身へ悪影響を及ぼすなど様々な不具合が起きてしまうからです。
次回は、歯周病をどう治していくのかをお伝えします。
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