前回は、歯周再生療法についてお伝えしましたが
今回は…
歯周再生療法の詳しい方法 についてお伝えします。
進行した重度歯周病の場合は
『抜歯』と歯科医師から告げられることがあります。
しかし、当院では重度歯周病の治療の経験が豊富な院長が歯周病治療を行います。
エビデンスのある診断・治療を行いますので、
歯を残す最大限の治療が可能です!
では、『歯周再生療法』とは?
歯周再生療法とは、歯周病で痩せて失われた歯の周囲の骨等を再生する治療法で歯周外科治療の一つです。
歯周病治療により、進行を止め、歯肉の状態を改善する事は可能ですが、一度失われた骨を元の状態に戻すことはできません。
それを元の状態に戻すための治療になります。
【 流れ 】
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診査診断
口腔内診査、レントゲン撮影等により、 歯を残せるのか適応となるのかを 診断します。
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診査診断
歯周再生療法の適応と診断した場合、 歯周再生療法について説明を行います。 期間、回数、費用などお伝えします。
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歯ぐきの切開
手術部位の歯ぐきを切開します。
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感染した組織の除去
露出した歯のについた歯垢や歯石など、 感染源を丁寧に取り除きます。
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骨を再生するお薬の注入
歯周組織を再生させるための お薬を注入します。
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切開した歯ぐきを縫合
切開した歯ぐきを元の位置へ縫合。
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抜糸
歯ぐきを縫合した糸を取ります。
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メンテナンス
治療した部分はとても繊細なため、 メンテナンスをしっかりと行います。
自費の歯周病外科治療
(歯周再生療法)
費用:70000円 + 税
治療のメリット、デメリット
メリット
- 自分自身の歯を使い続けることができる
- 歯周病をなくし、再発しないようにすることができる
- 歯周病によって失われた骨の再生
- 歯の動揺が減少
デメリット
- どのような症状においても適用できるわけではない
- すべての骨を再生できるわけではなく、再生できる量は人によって差がある
- 骨の再生にはある程度の時間が必要
当院が大切にしていること
当院では可能な限り、歯を保存できる条件であれば患者さんに十分説明を行い、歯の寿命が他の歯に比べて短い可能性があることなどをご理解とご納得をいただいてから治療を進めるようインフォームドコンセント(説明と同意)を大切にしております。
治療は患者さんのご希望のみを尊重しすぎてもいけませんし、歯科医師側の意見の押し売りでもいけないと思います。
現在の状況、これから起こり得るであろう予後、それらに対しエビデンスのある治療方針をいくつかご提示し、患者さんと歯科医師とで意見を擦り合わせ納得いく形で治療をすすめていくことがお互いにとってより良い関係を築けるかと思っております。
いつも最後まで見ていただきありがとうございます!
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